インターワイヤードが「エコカーに関するアンケート」を実施した。調査期間は2010年10月21日〜11月5日。対象者は7681人。同調査ではエコカー減税の市場効果を示す数値が算出された。
エコカー減税制度期間中の購入者に関して、減税を「意識した」人は77.6%。「意識しなかった」19.2%を大きく上回った。またエコカーを所有している人の「エコカーを選んだ理由」は「燃費がよい」が最も多く79.6%、「環境に優しい」も46.0%。購入した理由については「エコカー補助金制度があるから」が45.1%、「エコカー減税制度があるから」が44.1%。
また、自動車を購入する際の重視点に関しては「価格」76.3%がトップ。続いて「タイプ」で59.0%、「メーカー」が58.2%、「車種」が56.3%、「低燃費」が53.4%。エコカー購入者に限ると「低燃費」は68.5%。通常自動車購入者における「低燃費」は20.7%。「どんなに優れた車でも買えない価格のものは買えない。次世代環境対応車の普及には一般家庭に手の届く存在である事が必須だろう」と事情通は語る。