米南カリフォルニア大の研究チームが10日発表した研究データによると、人類は2007年の時点で蓄積情報の94%をデジタル化していたという。
同研究チームによれば、2000年時点ではビデオテープなどアナログ形式の情報がまた75%を占めていたにも関わらず、その後の急進的な科学技術の発展から2002年時点でデジタル情報との比率が逆転したという。調査対象は新聞や書籍などの紙媒体からハードディスク(HD)やデジタル通信機器まで60種類の媒体。文字、音声、映像などこれまでに人類が蓄積、通信、計算した情報の総量を分析したもの。
尚、デジタル情報総量は1986年の時点で2.6エクサバイト(1エクサバイトは我々に馴染み深い単位換算で10兆ギガバイト)。2007年時点の時点で295エクサバイトとなっている。