MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)が、メディアインクルーズ株式会社運営のモバイルメディア「ママイコ」との共同リサーチとして、「インターネット上での個人情報公開に関する主婦の意識調査」を実施し、その結果を発表した。
調査対象は、10代から40代以上の主婦で、調査期間は、2011年2月9日から2011年2月27日(19日間)、有効回答数は、551件となっている。
調査結果によると、「実名の公開について」の問いには、自身の場合「抵抗がある(81.3%)」と回答し、「子供の実名の公開について」の問いには、「抵抗はない(33.6%)」との回答結果となった。
また、「写真の公開について」の問いには、「抵抗がある(76.8%)」と回答している半面、「子供が写っている写真の公開」については、「抵抗はない(41.2%)」との回答結果となった。
さらに、「最近の個人情報保護に関する法律や規則」についてどのように感じているかの問いには、「今くらいでちょうどよい(38.3%)」、「ちょっと甘いので少し厳しくしたほうがよい(34.1%)」、「甘すぎるのでもっと厳しくしたほうがよい(18.7%)」という結果となった。
名前や住所が単独であっても、価値のある個人情報とはいえない。いくつかの要素が組み合わさってこそ、利用価値が生まれるわけで、その意味から考えると、どこまで出せるか判断できる感覚を養ってこそ、インターネット、なかでもソーシャルサービスへの参加へ踏み出せる条件が整うのではないだろうか。
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