ResearchNews[リサーチニュース]
2024年06月16日(日)
 ResearchNews[リサーチニュース]

ようやく首都圏「夜の繁華街」に人が戻る。—コロプラおでかけ研究所レポート#2より

国内
Biz・金融
生活
フード
IT・デジもの
エンタメ
男vs女
グローバル

ようやく首都圏「夜の繁華街」に人が戻る。—コロプラおでかけ研究所レポート#2より

このエントリーをはてなブックマークに追加
コロプラおでかけ研究所では、おでかけを科学的に調査しているが、このほど首都圏の「夜の繁華街」に、震災前の8割から9割の人が戻ってきたことを発表した。一方、計画停電エリアでは、相変わらずおでかけは低調のようだ。
おでかけ指数

首都圏「夜の繁華街」と計画停電エリアの対比
おでかけ研究所では、株式会社コロプラの運営する位置ゲー特化型ゲームサイト「コロプラ+ (プラス)」にある、月間4,000万回に上る位置登録情報を分析した。

その結果、震災翌週(3/14~)の首都圏「夜の繁華街」への20時~22時のおでかけ指数は、震災前日3月10日の100に対し、30~60に過ぎなかったことが判明。この時は、郊外の繁華街へのおでかけ指数も同様に落ち込んだ。この週は、震災直後で自宅待機となったサラリーマンも多かったようである。ちなみに震災当日3月11日のおでかけ指数はたったの4であった。

次の週(3/21~)は、22日におでかけ指数が65に跳ね上がり、日常生活への回帰が始まった。この週は、自宅待機が解除された企業も多く、退社後飲みに行くサラリーマンが増えたようである。六本木、新宿、錦糸町など「夜の繁華街」のおでかけ指数は、25日には91にまで回復した。

これに対し、計画停電エリアの繁華街、浦和、柏、西船橋では、人の動きがまだ十分ではない。3/22のおでかけ指数は70となったが、25日まで60台で低調に推移。3/28で計画停電は終わったが、この地域は、その週も指数が69~75でしかなかった。一回遠のいた客足は、戻りにくいためだと思われる。

浦安市は、液状化とディズニーリゾート営業中止の影響で、特に人の戻りが遅い。4月15日にディズニーランドが営業を再開したが、それにより、今後人の流れに変化が見られるだろう。

首都圏だけでなく、計画停電エリアも客足が以前のように戻ってほしいものである。

外部リンク

株式会社コロプラ
コロプラ+


Amazon.co.jp : おでかけ指数 に関連する商品
  • 一人暮らしのビジネスパーソンの夕食の実態は?(7月9日)
  • 世界の海のプラスチック化が進む(6月28日)
  • タブレット市場は変化の兆し?─定期調査「モバイル機器」(4)(6月22日)
  • 入学・就職祝いは現金がベター?(6月18日)
  • SNSは広く浅い人間関係のため?(6月12日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    リサーチ新着30件