
株式会社メディアインタラクティブは、同社の運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用して、大震災で自粛ブームもある中、5月8日の「母の日」に対し、贈り物をする子供と貰う側の母親の意識に変化があるのか、今年の動向を調査した。
調査結果の概要
調査の対象は、全国の18歳以上の男女と、18歳以上の子供を持つ母親のそれぞれ500名。調査期間は、4月19日から21日までだった。
贈る側の子供があげたいものは、カーネーション、お花類がトップ。昨年もカーネーションがトップだった。他には、一緒に食事をしたいと考えている子供が多い。もらう側の母親は、「気持ちで十分」「一緒に食事をしたい」と、物より気持ちに比重を置いているようだ。ちなみに、カーネーションが欲しい母親はわずか10%だった。
*子供があげたいもの
*母親がほしいもの
プレゼントの平均予算
今年のプレゼントの平均予算は、5,835円。7割以上の子供が2,000~6,000円のプレゼントを考えている。昨年比500円のダウンとなるが、昨年あげなかった26名の子供が今年はあげるという。大震災や原発事故のせいで、できるうちに親孝行したいと考えたようだ。
母親の選ぶ理想の母親は「山口百恵さん」
母親の選ぶ理想の母親第1位は「山口百恵さん」。人気絶頂時に芸能界を引退し、家庭を守り続けているその姿勢が支持されている。2位には、「はなまるマーケット」で活躍している岡江久美子さんが選ばれた。
以上から、母親はカーネーションより、一緒に食事をしたりする方が嬉しいようである。今年は、家族の絆を大切にして、コミュニケーションを深めてはどうだろうか。
株式会社メディアインタラクティブ