
2011年5月24日、 中国・インドを中心としたアジアでマーケティングリサーチおよびコンサルティング事業を行う
インフォブリッチは中国三大都市(広州・北京・上海)に住む既婚の25~35歳男女のインターネットユーザーにおける恋愛、結婚に関する調査の結果を発表した。
結婚式会場を決めた情報源、「親・親戚の推薦」
中国では一人っ子政策が推奨されており、親は子供に惜しみのない愛情を注ぐという。お見合いをするのもまず親同士で会い、条件を出し合ってお見合いの場所までセッティングする。日本ではあまり見かけない光景だ。結婚式会場も親や親戚の推薦で参考にしたカップルが64.0%と最も高かった。
新婚旅行の行先、「中国国内」
日本では新婚旅行というと海外というイメージが強いが、さすが広大な国、中国。新婚旅行先で国内を選んだカップルは40.4%と最も高かった。世界一の広大な面積の国であり、世界遺産もたくさんある。新婚旅行としては最高の場所だろう。次いで大きく差を開けて8.6%でオーストラリアだった。
結婚後の女性のキャリア、「夫婦共働き」に前向き8割以上
男女別に見ると、男性で「女性は主婦業に専念すべき」が20.0%と女性に比べて約10ポイント、家庭にいて欲しいという考えが多かったが、今は女性も社会に出て働くというのは中国でも同じのようだ。
なお、結婚式の前後に購入したものは、「指輪」が88.9%、結婚式を行った会場は、「ホテル」が66.8%と最も高く、日本で見る光景とあまり変わりがないことが分かった。
調査項目はこの他にも約50項目ほどあり、日本と似ている結果や中国ならではといった結果もあった。興味のある人は一度見てみると面白いだろう。

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