株式会社ジェーシービー(以下、JCB)は、今回、「クレジットカードに関する総合調査」を実施し、その結果を発表した。
調査方法は、インターネット調査で、調査時期は、2010年9月。調査対象は、20代から60代の全国の男女3,500名となっている。
調査結果によると、クレジットカードの保有率は、90.4%となり、前年度(91.4%)から、ほぼ「横ばい」となった。
また、平均保有枚数(3.9枚)、携帯枚数(2.4枚)のいずれも、2009年度と同様の結果になった。
「一番多く利用しているクレジットカード」の利用頻度は、「ほぼ毎日(5%)」、「週2,3回(20%)」、「週1回(22%)」、「1ヶ月に2,3回(31%)」の順となり、「ほとんど利用していない」の割合は、4%となっている。
「一番多く利用しているクレジットカード」の主な利用理由としては、「ポイントやマイルが貯めやすいから(54.2%)」との回答が、最も多かった。続いて、「入会金・年会費が他社と比較して安いから(無料含む)(52.4%)」、「日常的に利用している銀行・郵貯などの口座を利用できる(37.7%)」との結果となった。
なお、「入会金・年会費が他社と比較して安いから(無料含む)」については、「二番目に多く利用しているクレジットカード(46.4%)」、「三番目に多く利用しているクレジットカード(44.3%)」となり、いずれも利用理由のトップとなっている。
クレジットカードを利用している業種としては、「オンラインショッピング(インターネット通販)(29.9%)」が最も高く、以下、「スーパーマーケット(20.9%)」、「携帯電話料金(20.8%)」と続いている。
先日、米国ソニーWebサイトからの個人情報流出事件もあり、改めてインターネット上でのセキュリティに関心が寄せられているようだ。クレジットカードは、その最たるもの。いったん、情報を入力した時点から、自分自身でその使用状況には、目を光らせておかなければならない。
株式会社ジェーシービーリリース