住宅ローンを借りる人の選ぶ金利タイプ
住宅ローンを借りる人の選ぶ金利タイプは人それぞれだが、固定か変動を選択するための判断材料として、他の人の意見も聞いてみたくなる人も多いはず。
マイボイスコム株式会社が2011年4月1日から5日にインターネット上で実施し12,303件の回答を集めた『住宅ローンの利用』に関するアンケート調査によると、住宅ローンを借りたことがある人は「借りている」「借りていたが、返済し終わった」を合わせた44%、具体的に借りる予定がある3%の人が選択する金利タイプは「完全固定型」が33%、「変動型」が30%、「固定期間選択型」が21%で、現在借りている人では「変動型」が最も多く、過去に借りていた人・借りる予定の人では「完全固定型」が最も多くなっている。
住宅ローン借り換え意向は?
また、現借入者の2割強は借り換えを希望しており、希望金利タイプは「完全固定型」が24.9%、「変動型」が22.5%、「固定期間選択型」が22.9%となっている。前回2009年の調査と比べると、「完全固定型」は減少傾向、「変動型」は増加傾向となっていることがわかる。
(詳細はグラフレポートから)
長引く景気低迷のため住宅ローン金利も低い水準が続いており、中長期的な金利上昇に備えるための「完全固定型」よりは、目先の低金利を享受するために「変動型」を選択する人が増加傾向ということなのだろうが、金利上昇の兆しが見えてきたときには速やかに「固定型」に切り換えられるよう日頃から情報収集しておきたいものだ。
【住宅ローンに関する調査】借り換え意向は「完全固定型」が最多となるも減少傾向。「変動型」は増加 マイボイスコム株式会社