
日本生命保険相互会社が、ホームページ上の「ずっともっとサービス」サンクスマイルアンケートへの訪問者に「節電」に関するアンケートを行った。結果は以下の通り。
アンケートの結果
アンケートの期間は、5月1日から24日まで。対象者は12,128人。内訳は、東日本7,566人、西日本4,562人。
「日常生活において節電を意識していますか?」という質問には、「日々意識している」、「ある程度意識している」人が東日本で約93%、西日本で約88%となり、全体でも90%以上となった。日本全体で、節電意識が高まっているのがうかがえる。
「実践している節電方法は何ですか?」という問いには、「こまめに照明を消す」、「コンセントを抜くなど待機電力を削減する」、「冷暖房を使用しない、または、設定温度を控えめにする」という答が1~3位だった。誰でもすぐできる節電方法が上位に入ったようである。
「これから実践しようとしている節電方法は何ですか?」という質問には、「LED照明などの省エネ家電に買い替える」との回答が1番多かった。今後、省エネ家電の需要はますます増えそうだ。
「夏に電気を使わずに涼しくなるあなた独自の方法は何ですか?」という問いには、「窓を開けて風通しをよくする」との答が第1位となり、その他に「植物で緑のカーテンを作る」、「簾やよしずを使用する」、「打ち水をまく」といった昔ながらの方法が上位に入った。
「地域や社会で効果のある節電方法にはどんなものがあるとお考えですか?」という質問には、「サマータイムの導入」、「冷房の設定温度を控えめにする」といった回答の他に、第5位にソーラーパネルの設置が入った。太陽光発電への関心が高まっているようだ。
夏を前にして、日本全体で「節電意識」が高まっている。夏の電力不足を、皆の努力で乗り切れる事を示した、力強い調査結果だと言えよう。
日本生命保険相互会社