
インターネットコムとgooリサーチが、「節電」について調査を行ったところ、東日本大震災以降、インターネットユーザーの節電意識が非常に高まっているのがわかった。
調査の概要
調査の対象は、全国の10代~60代以上のインターネットユーザー1,088人。性別は、男性52.3%、女性47.7%。年齢は、10代16.1%、20代18.2%、30代21.4%、40代16.2%、50代15.8%、60代以上12.3%。
1,088人のうち、東日本大震災以降、「節電」を意識している人は、約7割(760人)に上った。この結果から、震災がきっかけで、多くの人々の節電意識が高まったと言えるだろう。
具体的な節電方法(複数回答)を問うと、PCについては、「不使用時には電源をオフにする」(471人)、「不使用時にはコンセントを抜く」(251人)、「電源常時オンの場合、システムスタンバイ、システム休止を使用する」(223人)とかなりの数の人々が節電に対して工夫をこらしているのがわかる。これに対し、「何もおこなっていない」のは84人に過ぎなかった。
その他の節電(複数回答)については、「使わない電灯はこまめに消す」(607人)、「テレビは見る時のみ電源を入れる」(459人)、「映像機器は使う時のみ電源を入れる」(251人)との回答が寄せられた。
今後夏に向かって、さらに「節電」を求められるだろう。この調子で節電意識を高く持ち続けていたいものだ。
インターネットコムgooリサーチ