PRキャラクター総合力 第1位は、「お父さん犬」
マーケティングリサーチ・世論調査の独立系専門調査機関として様々なリサーチをおこなうRJCリサーチが
第1回「PRキャラクター・ブランド2011」の調査を行い結果を発表した。
近年の「ゆるキャラ」ブームに代表されるように、企業や団体の広報、商品やサービスの宣伝、地方の町おこしなどで様々な場面でキャラクターが活用されている。これらのキャラクターを、キャラクターの認知度やイメージが、PR対象である企業や商品・サービスのイメージアップや興味喚起に貢献しているかでランク付けをした。
調査したキャラクターは300キャラクター。上位100はほとんどが企業・商品ジャンルのキャラクターで、中位の100~200はスポーツジャンル、200位以降は地域ジャンルのキャラクターという結果だった。
「イメージ波及力」「イメージアップ力」「独自イメージ」「PR認知力」「和みイメージ」と全ての項目で2位と大きく差をつけ1位に輝いたのはSoftBankのキャラクター
「お父さん犬」だった。
お父さん犬は2007年に開始されたソフトバンクモバイルのホワイトプラン・ホワイト学割などを主に宣伝する「白戸家の人々」の広告に、ある事情で人間から白い犬に変身してしまった『お父さん』役として出演し、一躍有名となった。その後このCMはシリーズ化され、今も大人気のCMである。キャラクターグッズも販売されており、テレビCMなど広告量の多さから「PR認知力」も全キャラクター中最も高く、総合力1位の座を確実なものにしている。
2位以下は「ASIMO」「ペコちゃん」「カールおじさん」「アフラックダック/まねきねこダック」となった。
他にも「商品」「地域」「企業」などによるランキングも掲載されているので興味のある人はHPを見てみるといいだろう。
RJCリサーチ