
インターネットコムとgooリサーチが、第9回目の「ケータイ小説に関する定期調査」の結果を報告した。
「ケータイ小説に関する定期調査」
調査対象は日本全国の10代~60代以上の男女1,121人。男女比は、男性53.2%、女性46.8%。年齢は、10代16.3%、20代18.0%、30代21.9%、40代16.1%、50代15.8%、60代以上11.9%。
このうち、「ケータイ小説」という言葉を聞いたことのあるユーザーは1,047人で全体の93.4%。第一回目の調査から、この項目はずっと90%を超えているので、「ケータイ小説」の認知度は引き続き高いといえよう。
また、「ケータイ小説」を知っている人のうちから、実際に読んだことがあるのは、338人(32.3%)。2回目(24.1%)、3回目(24.7%)、4回目(22.0%)と低迷していた読者の数が、ここにきて持ち直しているようだ。
「ケータイ小説」を読む端末は、「携帯電話」が220人(81.5%)と圧倒的。その後に「PC」が119人(44.1%)、「スマートフォン」が27人(10.0%)と続く。「ケータイ小説」は、「携帯電話」と「PC」で読むのが習慣化し、スマートフォンでの読者の増加傾向も見られる。
今後、スマートフォンの普及が進むと、スマートフォンからの読者が増えるのではないかと考えられる。次回の調査が要注目だ。
インターネットコムgooリサーチ