株式会社ウェザーニューズは、1年で一番雨の多いシーズンに雨を楽しむ企画、「雨プロジェクト」の一環として、7月2日~7月5日に行なわれた「全国ジメジメ調査」の結果を発表した。
「雨プロジェクト」は、様々な視点から梅雨を追いかけ、日本の梅雨の季節を見つめ直すと共に、エリアごとに見られる梅雨の文化や特性などを全国のユーザーと共有する試み。
今回の「全国ジメジメ調査」では、地域による“ジメジメ”の感じ方の違いや“ジメジメ”に対する意識を調査しており、有効回答数は、9,659人(男性43%、女性57%)となった。
具体的には、全国の「ウェザーリポーター」と呼ばれる一般ユーザーに、「今のジメジメ度は?」との質問をし、“超ジメジメ”、“ちょっとジメジメ”、“ジメジメしていない”から回答を得て、その回答結果とその回答時の湿度をもとに各県のジメジメと感じる割合を解析し、梅雨の平均湿度(77.7%)と相関をとっている。
その結果、梅雨の平均湿度(77.7%)の時に全国で最も“超ジメジメ”と感じやすいのは、京都府(71.0%)で、全国平均(41.1%)より30%以上多い結果となった。続いて、愛知県(69.3%)、山梨県(64.0%)、大阪府(60.4%)と続いている。一方、下位は、秋田県(28.8%)、富山県(23.5%)、青森県(22.5%)となった。
日本には四季があることを実感できるのが、この「梅雨」の時季。長くて一カ月のこの期間を乗り切ることで、夏の木々が暑さに負けない体力をつけることになるわけで、ぼやきながらのジメジメ自慢は、ある意味興味深い。
株式会社ウェザーニューズリリース