楽天リサーチ株式会社(以下、楽天リサーチ)と楽天トラベル株式会社は、今年の夏のレジャーに関するインターネット調査を実施した。今回の調査は、7月6日から7月7日にかけて楽天リサーチ登録モニター(約190万人)の中から、全国の20~69歳の男女計1,000人を対象に行われた。
調査結果によると、「今年の夏(2010年7月から9月)の休暇をどのように過ごすか」の問いには、「日帰りで出かける(53.8%)」、「宿泊を伴う国内旅行に行く(42.6%)」、「帰省する(25.5%)」となり、どの項目も昨年の結果を大幅に上回る結果となった。
また、「今年の夏にレジャーに出かける際の交通手段」を項目別に聞いたところ、「宿泊を伴う国内旅行(48.8%)」、「帰省(60.4%)」「日帰り(71.9%)」全てにおいて自家用車(マイカー)がトップとなった。高速道路料金の一部無料化実験や休日の引き下げなどの国の施策に加え、「車中泊」のような行動も増えていることが、マイカー利用が伸びた要因ともいえそうだ。
「レジャーにかける費用」は、減らす方向にあるようで、節約の波は夏休みにも覆いかぶさってきたのかもしれない。無料化の社会実験も実施前には不安の声が上がっていても、実施されると支持の声は増えていくようだ。この機会に、国内の観光資源を見直して、思い立ったときにレジャーに出かけられるという気分が案外景気を押し上げるきっかけになるのかもしれない。
楽天トラベル株式会社リリース