株式会社サイバー・バズ(以下、サイバー・バズ)は、ソーシャルメディア研究所において、旅行中のソーシャルメディアの利用実態に関する調査を実施した。
調査対象者は、「CyberBuzz」の登録者および同社サービスを利用するソーシャルメディアユーザーで、対者年代は、全国の10~70代の男女、回収数は、218サンプル。2010年7月23日から8月2日の期間に行われた。
調査結果によると、「旅行に行ったことや旅行の内容を、ブログやtwitter等のソーシャルメディア上にアップしたことはありますか?」という問いには、「はい(92%)」と回答しており、旅行内容をソーシャルメディアに公開していることが一般に広まっていることが見受けられる。
また、「旅行に行く前の情報収集で一番活用するものは?」という問いには、「インターネット(ブログやmixi等のソーシャルメディアの情報)(28%)」、「インターネット(じゃらんやフォートラベル等の口コミサイトなどの情報)(35%)」、「インターネット(旅行代理店のHP等)(6%)」、「インターネット(その他)(14%)」と、合わせて8割を超える人がインターネットで旅行前の情報収集を行っていることが分かった。
さらに、「旅行中に、よく活用するソーシャルメディアは?」という問いには、「ブログ(44%)」、「mixi(16%)」、「twitter(13%)」、「アメーバなう(8%)」、「mixiボイス(5%)」となり、旅行中にも頻繁に旅行の情報を公開していることが分かった。
日常とは異なる空間で、異邦人として振る舞えるのが旅の良さのひとつであるが、ネットとの結びつきは、そういった異なる空間にトンネルを通しているのかもしれない。コミュニティへのライブ発信にこだわるのも、自分の引き出しにしまい、咀嚼(そしゃく)するのも、ひとそれぞれの楽しみであろう。
株式会社サイバー・バズリリース