マカフィー株式会社は、2010年9月22日、「高校生のCGM利用実態」調査結果を発表した。
調査対象は、日本国内に住む15才から18才の高校生・高専生で、有効回答数は、1030サンプル(男性515人、女性515人)。調査方法は、インターネットリサーチで、調査期間は、2010年9月10日から2010年9月13日となっている。
調査結果によると、「高校生に最も利用されている(閲覧のみ含む)CGM」の問いには、「Wikipedia(83.4%)」、「ブログ(75.3%)」、「掲示板(63.4%)」となり、「利用目的」の問いには、「趣味の情報収集(79.9%)」、「暇つぶし(75.5%)」が、大半を占めた一方で、「学校の宿題や課題(23.7%)」、「コミュニケーションをするため(22.6%)」など、約4人に1人が、積極的な活用をしていることがみてとれる。
また、「高校生がよく発言や書き込みをしているCGM」の問いには、「ブログ(47.5%)」、「Twitter(27.9%)」、「チャット(27.1%)」、「mixi(25.7%)」、「プロフ(25.0%)」であり、「主な書き込み内容」の問いには、「趣味のこと(82.5%)」、「身の回りの出来事(58.5%)」、「学校のこと(43.5%)」となった。
さらに、「CGMに書き込んだことがある個人情報」の問いには、「自分や他人の状況(31.1%)」、「自分や他人の写真(21.6%)」、「自分や他人の氏名(19.6%)」と答えている。
CGMとは、インターネットなどを活用してユーザーが内容を生成していくメディアのこと。クチコミサイト、Q&Aコミュニティ、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、ブログなどがある。
若年層に見られるインターネットを利用する際の警戒感の希薄さは、攻撃側の思うつぼ。自覚を促す努力を怠る場合には、高い勉強代になりそうだ。
マカフィー株式会社リリース