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2024年04月29日(月)
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不安と上手く付き合うには~「インターネット利用における不安に関する国際比較調査」から

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不安と上手く付き合うには~「インターネット利用における不安に関する国際比較調査」から

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調査結果
国立大学法人東京大学、学校法人東洋大学、および日本電信電話株式会社は、インターネットをより安心して利用できるよう、インターネット利用に対して抱く「安全」と「安心」の意識の構造を明らかにすることを目的として、インターネット利用に際してのクレジットカード情報の悪用やウイルスなどの被害経験など、「安心」、「不安」の感覚について、世界10カ国を対象とした国際比較調査を行った。

調査地域は、世界10カ国(日本、アメリカ、中国、イギリス、韓国、ドイツ、フランス、フィンランド、シンガポール、チリ)それぞれの最大都市。調査対象者は、15~69歳の男女、各国それぞれ330名(合計3300名)。調査方法は、電話調査法(Random Digit Dialing法)。調査期間は、2010年1月23日から2月3日までとなっている。

調査結果によると、「他人によってインターネット上に自宅住所や電話番号を勝手に載せられてしまう経験」の問いには、「被害経験なし」かつ「不安に思う」割合は、「韓国(83.6%)」、「日本(82.7%)」、「中国(77.9%)」と、上位を東アジア3国が占める結果となった。3カ国以外の場合は、「被害経験なし」と「不安に思う」の回答結果に反比例の傾向がみられるが、3カ国の場合には、「被害経験」がなくても「不安」に思う傾向が見受けられ、ある意味での国民性が表れているともいえる。

インターネットを利用するうえで、まず理解しておかなければならないことは、情報を完ぺきに守ることはできないということ。ただ、その危険性を最小限に抑えることは可能とみられている。信用のおけるサービスやソフトウェアを利用して攻撃を防御することと、「いま」パソコンで何が起きているかを理解すること、もし被害を受けた場合の対処法を用意しておくことで、いくらかの不安は取り除けるのではないだろうか。

外部リンク

国立大学法人東京大学
学校法人東洋大学
日本電信電話株式会社
リリース

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