株式会社マクロミルは、全国の20才以上の既婚男女を対象に、「冬の食卓に関する調査」を実施した。
調査手法はインターネットリサーチ。調査期間2010年11月17日から11月18日。有効回答数は500名。
調査結果によると、全国の既婚者に「冬の一家団らん」をイメージするメニューを自由に連想してもらったところ、「お鍋(76%)」、「すき焼き(10%)」、「おでん(7%)」と鍋ものがランクインした。
また、既婚女性に、この冬家庭でお鍋の頻度が増えるか減るか尋ねたところ、「増えると思う(72%)」、「減ると思う(1%)」、「変わらないと思う(26%)」という結果になった。
さらに、増えると思うと回答した人にその理由を尋ねると、「作るのが簡単だから(75%)」が最も多く、次いで「栄養バランスがよいから(66%)」という回答のほか、「今年の冬は寒そうだから(55%)」、「家族団らんになるから(53%)」、「お鍋のつゆのバリエーションが増えたから(43%)」などの意見があがっている。
各家庭での定番の鍋料理を尋ねたところ、「寄せ鍋(44%)」、「水炊き(41%)」、「すき焼き(36%)」となっており、また、「新定番の鍋」については、「チゲ鍋(13%)」、「カレー鍋(12%)」となっている。
ちなみに、この冬に食べてみたい「変わり種鍋」で人気が高かったものは、「チーズ鍋(23%)」、「タジン鍋(蒸し鍋)(23%)」、「トマト鍋(22%)」、「コラーゲン鍋(22%)」、「カレー鍋(21%)」とのこと。
酷暑といえるほどの夏の時期から、一足飛びに冬がやってきたようだ。気温の変化の緩衝材となる秋が短かったことで、からだはあったかいものを欲しがっているのだろう。新定番に、チゲやカレーなど、味を一色に染めてしまうメニューが多いのは、鍋の頻度が高まっていることの表れか。
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