NTTナレッジ・スクウェア株式会社(以下、NTTナレッジ・スクウェア)は、社会人の学習への意識と実態を把握し、特徴を探ることを目的として、学習に関する意識・実態調査をインターネット上で実施し、その結果の概要を発表した。
同調査は、2010年1月の第1回調査発表(調査は2009年末)に引き続き2回目の実施で、全国の25歳から35歳の社会人男女800人を対象とし、学びの意欲、目的、学び方、そして学んでみたい著名人などを調査したというもの。
調査方法は、インターネット調査で、調査期間は、2010年12月21日から12月24日。
対象は、全国在住、25歳~35歳、正規社員・非正規社員(無職・学生・専業主婦は除く)、男女800名。
調査結果によると、「学んでみたい著名人」では、「池上彰(ビジネス部門)」、「北野武(エンタテイメント部門)」、「イチロー(スポーツ部門)」、「渡部陽一(ライフスタイル部門)」、「坂本龍馬(歴史上の人物部門)」などが、各ジャンルで1位となった。
また、学びへの意欲についての問いには、「今年、何かしら学んで身につけたい(92.3%)」との回答があり、学びの動機については、「ビジネスの知識やスキルを日頃の仕事で使いたい(51.1%)」、「趣味・教養に関する知識やスキルを得て楽しみたい(41.3%)」、「ビジネス系の資格を取得し今後のキャリアアップにつなげたい(40.2%)」などとなった。
さらに、学びの手段を問う「学習三種の神器」については、「パソコン・ネットブック」、「スマートフォン・iPhone」、「電子辞書」が上位を占める結果となった。
学習の意義は、理解から始まる。「私は語学を学んでいます」といったスタイルで満足する人もいれば、必要に迫られてアクションを取らざるを得ない人もいる。そして、学びの場は、用意されているステージではなく、日々起こり得る出来事の中にこそあるのであろう。
日本電信電話株式会社リリース